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ミカンキジラミ
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ミカンキジラミ
ミカンキジラミ(''Diaphorina citri'')とは、カメムシ目(半翅目)のキジラミ科に属する昆虫である。 == 特徴 == 幼虫、成虫とも柑橘類やゲッキツで樹液を吸って繁殖する。特にゲッキツを好む〔恩田聡・河村太・那須泰美 「カンキツグリーニング病」『平成15年度果樹農業生産構造に関する調査報告書-果樹農業に対する気象変動の影響に関する調査- 』 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所。〕。卵は黄色で、幼虫は体長1ミリから2ミリ。成虫は体長約3ミリで、体色は赤褐色ないし黒褐色、前翅には特徴的なまだら模様があり、2か月以上生存する。また、成虫は樹木上で吸汁する際、頭を下にして腹部を持ち上げ、翅を斜め上に突き出す姿勢をとるといった特徴がある。ミカンキジラミの増殖は新梢の発生と関連しており〔 〕、新梢発生時期には多く発生する〔鹿児島県農業試験場大島支場病害虫研究室 「チアメトキサム粒剤によるミカンキジラミの春期密度抑圧効果 」 2004年。2013年8月18日閲覧。〕。 なお、ミカンキジラミの幼虫に寄生するハチとして、ミカンキジラミトビコバチとミカンキジラミヒメコバチがある〔国際農林水産業研究センター総合防除研究室 「南西諸島におけるミカンキジラミとゲッキツの分布 」 2001年。2013年8月18日閲覧。〕。また、豊橋技術科学大学の中鉢淳らの研究によれば、毒を作る細菌を体内の器官に共生させることによって、天敵から身を守っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミカンキジラミ」の詳細全文を読む
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