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ミキストリ () はアステカの暦日法における6番目の日である。 == アステカにおけるミキストリ == アステカの暦には365日周期の物、260日周期の物、584日周期の物の3種類があった。このうち260日の暦法であるでは、13の数字()と20の暦日名(センポワリ)を組み合わせて260日を表現した。ミキストリはこのセンポワリの6番目にあたる日であり、「死」を意味する。 センポワリの20日はそれぞれ方位〔東・北・西・南の四方位〕・守護神・吉凶〔吉・凶・中性の3種〕が定められている。ミキストリの場合は方位は北、守護神は月の神ないしはであり、吉凶は凶である。 トナルポワリの初日にあたる「1の」から数えて26日目となる「13のミキストリ」〔「13のミキストリ」という呼び名ではあるが、これは暦の上では2回目のミキストリにあたる。こうした独特の数え方についてはを参照の事〕は死の神と関連付けられた。同様に66日目となる「1のミキストリ」は食料の神としてのテスカトリポカと、226日目となる「5のミキストリ」は太陽神トナティウないし花の王子と関連付けられた。 コデックス(絵文章)において、ミキストリは骸骨、あるいは頭蓋骨の絵文字で表現されている。頭蓋骨の絵文字には穴が描かれていることがあるが、これはミキストリの絵文字がと呼ばれる台に並べるために穴を開けた頭蓋骨を描いたものであるためである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミキストリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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