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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
ミクソリディア旋法 () は、以下の3つのうちいずれかを指す。 *古代ギリシャにおける、特定のオクターヴ種(またはオクターヴ属。古代ギリシャ音楽理論において、1オクターヴの音階を構成する音程の順序。)または音階に基づく''ハルモニアイ''(harmoniai)または''トノイ''(tonoi)の1つ。 *中世の教会旋法の1つ。 *現代の旋法あるいは全音階。中世の旋法に関連性を持つ。(対照的に、中世音楽のヒポミクソリディア旋法に相当するものは現代にはない。) この旋法は南インドの古典音楽であるカルナータカ音楽において、ハリカーンボージーとして知られている。 ==古代ギリシャのミクソリディア旋法== ミクソリディア旋法の考えは古代ギリシャの音楽理論に由来する。古代ギリシャのミクソリディア旋法はの詩人であり音楽家であったサッフォーによって考えだされた。〔:en:Anne Carson (ed.), ''If Not, Winter: Fragments of Sappho'' (New York: Vintage Books, 2002), p. ix. ISBN 978-0-375-72451-0. Carson cites :en:Pseudo-Plutarch, ''On Music'' 16.113c, who in turn names :en:Aristoxenus as his authority.〕 しかしながら、ミクソリディア旋法として古代ギリシャ人が考えたものは、現代の旋法についての解釈とは非常に異なるものだった。 ギリシャの理論では、ミクソリディア旋法(またはミクソ・リューディア旋法)は、古代ギリシャ・ヒポリディア旋法を逆さまにした音階(または"オクターヴ種")を用いた。 ディアトノン(diatonic genus、または全音階的ゲノス、ディアトニックのゲノス)では, これは''パラメセー''(paramése。ディエゼヴメノン(2番目と分離し4番目と連続する場合の、3番目のテトラコルド)の第一音)から''ヒュパテ・ヒュパトン''(hypate hypaton。最低テトラコルドの最低音)へ下降する音階である。 ディアトノンでは、1つの全音 (''パラメセー''から''メセー''(mése。2番目のテトラコルドの最高音))は、結合し逆さまにされた2つのリディアテトラコルド(どちらも2つの全音の下降の後に半音が来る)へ続く。 このディアトノンによる音階は大雑把に言ってピアノの"白鍵"で上のロ音から下のロ音まで(あるいはB | A G F E | (E) D C Bと)弾くことと同じあり、現代ではロクリア旋法として知られているものである。(クローマティコン(chromatic genus、または半音階的ゲノス、クロマティックのゲノス)とエンハルモニオン(enharmonic genus、または四分音階的ゲノス、エンハルモニックゲノス)のテトラコルドはそれぞれ、短三度と2つの半音の組み合わせ、および、長三度と2つの四分音の組み合わせから構成されている。)〔Thomas J. Mathiesen, "Greece", ''The New Grove Dictionary of Music and Musicians'', second edition, 29 vols., edited by :en:Stanley Sadie and John Tyrrell, 10: (:en:London: :en:Macmillan Publishers, 2001), 10:339. ISBN 1-56159-239-0 .〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミクソリディア旋法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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