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ミクロカノニカル分布 : ミニ英和和英辞書
ミクロカノニカル分布[ぬの]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
分布 : [ぶんぷ]
 distribution
: [ぬの]
 【名詞】 1. cloth 

ミクロカノニカル分布 ( リダイレクト:ミクロカノニカルアンサンブル ) : ウィキペディア日本語版
ミクロカノニカルアンサンブル[ぬの]

小正準集団(しょうせいじゅんしゅうだん)、ミクロカノニカルアンサンブル()は、統計力学における系の微視的状態を表現する統計集団の一つである。
この統計集団が従う確率分布小正準分布(しょうせいじゅんぶんぷ)、ミクロカノニカル分布()という。小正準集団は孤立系に対応する統計集団である。
== 確率分布 ==
小正準集団は孤立系に対応する。孤立系ではエネルギーが保存する。
系が小正準集団にあるとき、微視的状態 ω をとる確率分布 p(ω) は
で定義される。この確率分布を小正準分布と呼ぶ。
ここで、E は系の巨視的なエネルギーである。
集合 Ω(E) は
であり、系が微視的状態 ω をとるときのエネルギー E(ω) が、巨視的なエネルギー E と(殆ど)等しくなるような微視的状態 ω の集合である。
χ は Ω(E) の指示関数で ω が Ω(E) に属すならば 1 を、さもなくば 0 を返す関数である。つまり、
である。
微視的状態 ω∈Ω(E) は全て等しい重みで出現しており、これを等重率の原理という。
確率分布の分母に現れる規格化定数 W(E) は
である。
W(E) は微視的状態 ω の数であり、状態数とも呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミクロカノニカルアンサンブル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Microcanonical ensemble 」があります。




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