翻訳と辞書
Words near each other
・ ミクロフィリア
・ ミクロブラキス
・ ミクロプテルス属
・ ミクロボディ
・ ミクロポリス
・ ミクロポリタン
・ ミクロポリフォニー
・ ミクロマクロ・ループ
・ ミクロマニプレーター
・ ミクロマン
ミクロマン200X
・ ミクロマンシリーズ
・ ミクロマン・マグネパワーズ
・ ミクロメーター
・ ミクロラプトル
・ ミクロラプトル・グイ
・ ミクロワックス
・ ミクロワールド
・ ミクロン
・ ミクロン島


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ミクロマン200X : ミニ英和和英辞書
ミクロマン200X[みくろまん200えっくす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ミクロマン200X : ウィキペディア日本語版
ミクロマン200X[みくろまん200えっくす]
ミクロマン200Xは、株式会社タカラ(現:タカラトミー)から発売されているミクロマンシリーズの2003年からのラインナップの便宜的通称であり、一般的商品名ではない。
本項ではこれらの2003年から現在までの新世代ミクロマンについて詳述する。
==玩具としての概要==

1998年から2001年までに展開されていたミクロマン・マグネパワーズは以前に販売されていたミクロマンと比較すると股関節の球体間接化やキャラクター的なギミックは増やされていたものの、一部のアイテムに於いては可動部位が減らされるという退化現象が見られていた。特に旧ミクロマンシリーズに於いては目玉ギミックともいえた手首の可動が固定になり、装備されているミクロジウム磁石(ネオジム磁石)が仇になる例が初頭より見られていた(もっとも、旧ミクロマンにおいてもミクロマンブリザードのようにギミックによって可動が殺された例はあったが)。そのため旧来のミクロマンファンからは手首足首の可動の復活を求める声が後を絶たなかった。
本シリーズは2003年にPS用ゲーム「タツノコファイト」に登場するキャラクターとオリジナルデザインの新キャラクターとして発表された。それまでのミクロマンシリーズよりも格段に可動部の増えた「全身30か所可動フィギュア」として登場した本シリーズは、後の人型可動フィギュアに於ける一大ムーブメントの引き金となった。特徴的なものとしては「肘や膝の二重関節化」、「二の腕のロール軸装備」や「軟質素材製の可動関節付き通常手首以外の表情のついた手首パーツの多数添付」など〔その後「太もものロール軸装備」や「つま先可動」も標準装備となっていく。ただし、「太もものロール軸装備」は「オリジナルシリーズ」ではレディ素体のみであった(「ミクロアクションシリーズ」では「原作コミック版スーパーマン」や「ミクロキン肉マンシリーズ」の一部に採用されている)。〕で、それまでのミクロマン以上に「動かせる小型フィギュア」として人気を博し、以後のアクションフィギュアに於ける標準構造として定着することになった〔ただし「肘や膝関節の二重構造化」はすべてのメーカーが採用しているわけではなく、リボルテックやfigma、武装神姫などは一軸構造である。またハンドパーツの保持力に若干の問題が残り、その関係上他メーカーではボディと同一素材を手首に充てることが通例化していくことになった。〕。
その後は「ミクロマンシリーズ(オリジナルシリーズ)」と「ミクロアクションシリーズ」、「マテリアルフォースシリーズ(通称マテフォ)」の3本柱となり継続された。「オリジナルシリーズ」は「有形ブロック構造による武装」〔その極致とも言えるシリーズが「ミリタリーフォース」であった。〕が中核をなし、「ミクロアクションシリーズ」は原作アクションの再現が極力可能なように武器などのアイテムを多数添付するようになっていった。「マテフォ」はファンのみならず漫画家やイラストレーターがデッサン人形の代わりにポージングの参考にするために購入すると言った例も少なくなかった。2004年からは軟質素材の怪獣着ぐるみとのセット商品「着ぐるミクロマン」シリーズ、2006年には大型アイテムとの連携を盛り込んだ「デュアルモデルZ(ツヴァイ)」や「ミクロアクション+(プラス)」シリーズもスタートした。番外展開としてオオツカ企画の製品「素体くん」とほぼ同サイズの「ACTION HERO-PRO」も登場したがわずか1ロットの出荷に留まった。しかし結果として「ミクロアクションシリーズ」も2007年の「ミクロマンキン肉マンシリーズ 悪魔超人編」を最後に商品は完全に出荷がなくなった。
これらの特徴は「トランスフォーマー」G2シリーズ以降の技術が生んだものであり、後発のfigma(MaxFactory/Good Smile Company)やS.H.FiguartsULTRA-ACT(バンダイ)などと言った製品に受け継がれることとなり、可動フィギュアの新たな境地を開いたエポックメイキング的製品となったと言ってよい。反面、旧シリーズで見られていた「有形ブロック構造」システムによる「オリジナルの搭乗メカ」の展開への注力が低かった〔「マシンフォース」や「ロードスパルタン」といったシリーズはあるが搭乗メカの方はジョイントの配置などが影響しバリエーション的なものはほとんど作れなかった。〕ことでオリジナルシリーズの展開にも翳りが生まれ、2008年以降は企画が完全に凍結してしまった。「有形ブロック構造」の方はアムドライバー(コナミ)・アッセンブルボーグ(海洋堂)やブロッカーズ(ボークス)などへと引き継がれていっている。また、オリジナルシリーズの中核をなした「有形ブロック武装システム」の方は武装神姫(コナミ)へと引き継がれた。
2014年、発売元をタカラトミーアーツに変更し新たに「ミクロマンアーツ」のシリーズが開始されることが発表された〔飛行甲板や弓も忠実! 『ミクロマンアーツ』×『艦これ』コラボの一航戦コンビが2014年春発売予定/ガジェット通信 〕。ミクロマン200Xの技術を用いつつなお、新構造を採用した物で製品的には完全な別ラインとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミクロマン200X」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.