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ミサキヒモムシ
ミサキヒモムシ ''Notospermus geniculatus'' はヒモムシの1種。比較的はっきりした模様を持つ大きな種である。 == 特徴 == 体長は30-60cmで、体幅は5-10mm〔以下、主として岡田他(1965)p.393〕。体は全体として黒紫色、紫褐色、暗褐色、暗緑色、淡緑色などをしており、そこに多くの白い輪状の斑紋が等間隔に入る。その最初のものは頭部の半ばにあり、頭部の腹背をぐるりと取り巻くが、腹背それぞれの中央で前方に鋭く尖る。また、それ以降の輪状班よりやや幅が広い。第2番目の輪は口の位置にあり、腹面でその両端が口に末端に接する。輪状斑は体の前方と後方にあって中央にはないが、時に頭部の輪以外を欠く個体がある。頭部の前縁と頭横溝のある頭部側面片縁部は無色。 体は前腸部では厚みがあってほぼ円筒形だが、腸部では腹背に平たくなっている。頭部はへら状で途中に頭横溝があり、その後方で前腸部との間にわずかなくびれがあって区別できる。頭端中央部に吻道孔が開き、ややくぼむ。口は長い縦裂になっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミサキヒモムシ」の詳細全文を読む
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