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ミサグジ ( リダイレクト:ミシャグジ ) : ウィキペディア日本語版
ミシャグジ
ミシャグジは日本古来の柳田國男によれば塞の神(サイノカミ)であり、もとは大和民族に対する先住民信仰〔「『遠野物語』研究草稿」20頁〕。
伝承は多岐に及び、石神(シャクジ、サクジ)という他にミシャグチ、オシャモジ、シャクチ、サクチ、サグチ、サクジン、オサクジン、オシャグチ、オミシャグチ、サゴジンなど、多様な音転呼称がある〔『日本民俗大辞典〈上〉あ~そ』802頁〕。ミシャクジ〔「ミシャクジ--太古からの生命のつらなり」pp.255-271 〕、ミシャグヂ、ミシャグジン〔『竜神信仰: 諏訪神のルーツをさぐる』p.28 〕、シャゴジ、オシャゴジ(御石神)、オシャグジ〔「オシャグジデンダとオシャゴジデンダ」p.14 〕、サグジ〔柳田国男 『石神問答』 近代デジタルライブラリー、2014(初版1910)、1ページ(コマ番号8)。 〕とも。また御社宮司御左口など多くの漢字があてられる〔「御社宮司の踏査集成」118-187頁〕〔今井「御社宮司の踏査集成」では、長野県および他1都1府13県にまたがる、数千社での呼び名を調査している。〕。
== 概要 ==
塞の神(サイノカミ)境界の神、すなわち、大和民族と先住民がそれぞれの居住地に立てた一種の標識であると柳田國男は考察している〔。信仰の分布からミシャグジ信仰の淵源は、諏訪信仰に関わるとする見方もある〔。百日咳治癒、口中病治癒、安産子育てなど様々だが、社祠神座伝承は年々消滅し続けている〔。
『駿河新風土記』には、村の量地の後に間竿を埋めた上でこの神を祀る一説がある他、『和漢三才図会』は「志也具之宮(しやぐのみや)」を道祖神(サイノカミの一種)としている〔。ミシャグジの実態は解明されたとは言い難い〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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