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有藤 通世（ありとう みちよ、1946年12月17日 - ）は、高知県高岡郡宇佐町（現：土佐市）出身・千葉県船橋市在住のプロ野球解説者、元選手（内野手、外野手）・監督。プロゴルファーの有藤実花（長女）、有藤智香（次女）、有藤英世（長男）の父。 シーズン途中からまでの登録名は有藤 道世（読み同じ）。現役時代から監督までロッテオリオンズ一筋を貫き、「ミスター・ロッテ」と呼ばれる。 == 来歴 == === プロ入り前=== 生まれは名古屋だったが、2歳の時に両親が離婚し、相撲の盛んな高知に移る。母親に育てられ、元々は亡き祖父の影響で相撲少年だった。中学入学前、後に土佐高校を甲子園に導いた籠尾良雄から野球の手ほどきを受け、野球に出会う。 高知高校では2年生の時に、エースとして県予選決勝で高知商を降し、夏の甲子園に出場。しかし2回戦（初戦）で東奥義塾に敗退。翌夏も光内数喜（芝工大－鐘淵化学）とともに投の二本柱として順調に勝ち進み、南四国大会決勝で徳島商を破り、甲子園に進出する。開幕試合の秋田工戦に4番打者、右翼手として出場するも、第1打席で顔面に死球を受けて以後の試合を欠場。高知高は光内の好投もあり、決勝で早鞆高を降し優勝する。有藤はチームの全国制覇を、病院のベッドでテレビを通して見る羽目になった。 母子家庭のため卒業後は働くつもりでいたが、周囲の支援もあって特待生で近畿大学に進学。三塁手として、藤原満（南海では三塁手として大成するが、当時は遊撃手）と三遊間を組む。関西六大学リーグでは春季リーグで、エース山下律夫を擁し近大の初優勝に貢献した。同年の全日本大学野球選手権大会は決勝で日大に敗れ、準優勝にとどまる。在学中に3度優勝し、春季リーグでは首位打者を獲得。リーグ通算78試合出場、274打数84安打、打率.307、8本塁打、36打点。 同期には「法大三羽烏」の異名で呼ばれた田淵幸一・山本浩二・冨田勝や明大の星野仙一などがいたため、有藤の知名度は低かったが、1968年のドラフト1位で東京オリオンズ（翌からロッテオリオンズ）に入団。山内一弘がつけていた背番号8を受け継ぐ。指名当初は社会人野球に進むかで迷っていたものの、「25歳までにレギュラーを取れなかったら大学職員として戻る」という約束を取り付け、プロ入りを決意した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「有藤通世」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Michiyo Arito 」があります。 スポンサード リンク
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