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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
スポック/ミスター・スポック(Spock / Mr. Spock)は、『スタートレック』シリーズの登場人物である。演じたのは、映画シリーズ第3作、第4作で監督も務めたレナード・ニモイ。映画シリーズ第11作以降では、この作品以降の世界のスポックをザカリー・クイントが演じており、ニモイも第10作目以前の世界のスポック〔映画シリーズ第11作『スター・トレック』のエンドロールでは、クイントのスポックと区別するため、ニモイの役は「Spock Prime(スポック・プライム)」となっている。〕として出演している。 == キャラクター == ヴァルカン人(地球人とのハーフ)のエンタープライズ号技術主任兼副長。その後、同艦長を経て、連邦艦隊退役後は父サレクと同じ大使の道に進む。さらにその後、ロミュランとヴァルカンの再統合運動をしていたが、ある事件をきっかけに過去にタイムワープ、その宇宙でヴァルカン星が失われたため、残されたヴァルカン民族再建のため働いている。 当初は厳格なヴァルカン人として振る舞い、地球人とのハーフであることや感情を指摘されることを嫌悪し拒絶していたが、カーク、マッコイらとの交流と経験を通じて、自分の人間性を肯定的に扱えるように成長し、人間が使うような詭弁や嘘を操る事もできるようになった。彼とは対照的に行動的なカーク、感情的なマッコイとは友情で結ばれ、任務におけるカークからの信頼は厚い。マッコイとは軽口を叩き合う関係である。 ヴァルカン人は感情を完全に抑制し表情に出さず、また正当防衛以外では他人に手をあげない非暴力主義者だと設定されている〔「暴力的でないヴァルカン人が肉弾戦に参加するのは不自然だ」というレナード・ニモイの提案によって ヴァルカン・アタック(Vulcan pinch)の設定ができた。よく「Vulcan death pinch」と呼ばれることがあるが、劇中にはそのような技は存在しない。〕。だが、パイロット版や第1シーズンにおいては設定が固まっておらず、スポックの喜怒哀楽や自分から暴力を振るうシーンが見られた。また、スポックに限らず、他のヴァルカン人でも時折、感情を表に出してしまう描写がある。(詳細はヴァルカン人を参照。) 口癖は「船長、それは非論理的です」、「魅惑的だ(片眉を上げながら)」〔英語では「Fascinating.」。〕など。また、ヴァルカン式挨拶(ヴァルカン・サリュート)である「長寿と繁栄を(片手をあげて、第二第三指および第四第五指をそれぞれ着けた状態で、双方の間隔を空けて)」〔2009年版『スター・トレック』で若き日のスポックを演じたザカリー・クイントは、役を引き受けた時点ではヴァルカン式挨拶ができなかったため、『HEROES』で共演中だったマシ・オカにコーチしてもらった。〕を劇中で最初に行ったのもスポックである〔これらの台詞や仕草は、『スタートレックII カーンの逆襲』や『スタートレック:ヴォイジャー』などに登場する他のヴァルカン人たちにも見られる。なお、『FRINGE』の第3シーズンで、オリビアがウィリアム・ベル(レナード・ニモイのキャラクター)に憑依された際、片眉を上げるシーンがある。〕。 艦隊での認識番号はS179276ST。TOSでの階級は海軍少佐で、職務は一等航海士兼科学主任〔『宇宙大作戦』第15話『宇宙軍法会議』より。〕。司令官用の金色の制服ではなく、科学・医療部門用の青の制服を着用する。〔但し、セカンドパイロット版である『光るめだま(原題:Where No Man Has Gone Before)』においては司令部門の金色の制服を着用している。同エピソードでは後の操舵主任となるヒカル・スールーも初登場しているが、物理学者として着任しているため科学部門の青制服である。〕劇場版第1作と第2作の間〔『スタートレックエンサイクロペディア』によると、劇場版第1作は西暦2271年、同第2作は西暦2286年の出来事とされている。〕に艦長(大佐)に昇進していたが、その数十年後の設定である『新スタートレック』にはヴァルカン大使として登場した。 賞罰はバルカン星科学名誉勲章、武勇勲章、宇宙艦隊司令官賞2回授賞〔『宇宙大作戦』第15話『宇宙軍法会議』より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スポック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Spock 」があります。 スポンサード リンク
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