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ミスマルカ興国物語の登場人物 : ミニ英和和英辞書
ミスマルカ興国物語の登場人物[みすまるかこうこくものがたりのとうじょうじんぶつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう]
 【名詞】 1. interest 2. entertainment 3. pleasure 
興国 : [こうこく]
  1. (n,vs) making a country prosperous 2. prosperous country
: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 

ミスマルカ興国物語の登場人物 : ウィキペディア日本語版
ミスマルカ興国物語の登場人物[みすまるかこうこくものがたりのとうじょうじんぶつ]

本稿では、林トモアキの小説『ミスマルカ興国物語』の登場する人物の解説をまとめる。

== ミスマルカ王国 ==
; マヒロ・ユキルスニーク・エーデンファルト
: 主人公。ミスマルカ王国の王子であり、次期王位継承者。魔人。15歳。一人称は「余」であるが、「蛇」の時は「僕」。偽名は「マヒマヒ」をよく使う。
: 城内外を問わず奇想天外な行動をするトラブルメーカーだが、放蕩振りが目立つ割に民衆からの人気は高い。しかしその姿は半ば道化を演じているだけであり本性は奇抜な発想、大胆な行動力、巧みな話術などを併せ持つミスマルカの若き「蛇」。
: 強大かつ膨大な魔力の持ち主だが幼少の時分、ある国を誤って滅ぼすほどの多大な被害をもたらしてしまったことを切っ掛けに封印された。また、それ以後暴力を極端に嫌うようになり力を返されることがない様にと怠け者の王子を演じていくことになる。作中でマヒロが一回ふれただけだが、兄がいるらしい〔後に公式サイトのノベル・ライブラリーあとがきにて、設定変更による誤植もしくは消し忘れ、ということが判明した。〕。帝国のミスマルカへの急襲を契機として、「誰よりも穏和に」大陸の統一を決意する。自身の力でエルクレセルを滅ぼしたことを悔やんでいる。それゆえか生まれながらの宿命、能力といったものに身を任せる事を嫌う。自分の生命に関しては少し無頓着に見えるところもあり、カードとして扱うことも躊躇わない。他のものから見ればまともでなく壊れている。
;; 第2部
:帝国の進攻により一晩にて侵略されて一年。王族ではなくなり、帝国・ミスマルカ領の領主にして、中原諸国のまとめ役となる。
:領主等の執務を淡々とこなし、「中原諸国の民のため」と唱えながら祖国を併呑されたにも関わらず平然としている様は、今までの彼を知る面々からはあまりにも不可解で、ルナスなどは彼の好きなバイクを与えたが「仕事がある」と見向きもしない程だった。
:このようになったのは、王子であった頃「未熟ながらも世界を変え、己が運命に逆らおうとギリギリの駆け引きしながら、仲間たちと共に奮闘していた」事がすべて水泡と化し、自分の中の熱がすっかり冷めてしまったからである。
:一時はルナスもガッカリしていたが、ペルグルン領併合の件をきっかけに「蛇」は復活。自分の命というカードを嬉々としてベットし、「自由」と「生きている」という感覚を思い出す。
:VIII巻ラストにて、ペルグルン領の功績を認められシャルロット姫から直々に召喚状が届き、「必ずご期待に応えます」と決意を新たにする。
:ただし、ロッテンハイム宮では帝国一、二、三番姫全員とエーデルワイズに囲まれ、今までのようにメイドたちにセクハラできなくなっている様子である。
; パリエル・カーライゼル
: マヒロの護衛を務める近衛騎士の少女。半分だけ魔人の血が入っている。18歳。マヒロにいつも振り回されている苦労人。
: 真面目な性格の為か常にマヒロの悪戯の対象にされ、割と頻繁にキレて地を出す事が多く、王子に対して手を挙げて目立つ傷を残してエーデルワイスに怒られることも多い。 中原一帯でなら五指に数えられる程の剣の腕を持つ。
: 幼い時に魔物から彼女を守ろうとしたマヒロの魔力が暴走した際に背中に傷を負っている。その傷の下には聖剣の紋章が刻み込まれており、それが意味することは「聖剣の国」と謳われたエルクレセルという亡国の王女、パリスティエル姫。魔人であるが、その能力は背中の紋章と共に隠し通してきて使ったことはなかった。
: 今まではバレないようにしていたがシーナに半ば強引に背中を捲くられて、折り悪く様子を見にきたジェスにも知られてしまう。国を取り戻したいと考えているようではあるが、残党を集めて帝国と戦う覚悟はまだない。
: 魔人としての能力は剣の一振りで最速にして不可視の斬撃を複数本放つというもの。これまで斬撃として確かなものでは最大4本、不確かな衝撃波だけのものでならば最大8本までの使用が確認されている。
: 実はマヒロから聖魔杯の在り処を捜すためにエーデルワイスによって護衛に選ばれた「特号」で、エルクレセルの民が人質になっていると言われてやっていた。
;; 第2部
:人質がいないと知って自由な身となりレイナーと共に傭兵をやっている。
:ただし呉虎騎士団に入るまではジリ貧で、シャルロットに騙されて報酬をもらい損ねるなど、傭兵団の団長(といってもメンバーはパリエルを含め3名)としてはまだまだ未熟。
:1部ではショートカットだったが、2部では肩まで伸ばしている。因みに番外編ではマヒロ曰く「(胸が)育っている」らしい。
; エーデルワイス
: ミスマルカ王国の侍従隊長。魔人。見た目の年齢はエミットと同程度。
: マヒロの乳母であり、教育係であり、メイドであるが、非常に冷たい。
: 「氷の女」と称され鉄面皮で感情が動くことは滅多になく、常に沈着冷静。ミスマルカにおける侍従はメイドなども含めた王族の身辺にある家臣全般を指しており、彼女は騎士のトップとも呼べる存在で、美しいメイドの格好をしてはいるが正真正銘の将軍である。
: 幼い頃マヒロの乳母を務めていたこともあり、マヒロも父親である国王以外に唯一頭が上がらない。マヒロに対しては、容赦なく旧文明の遺産「張閃」できついツッコミを入れる。かつて帝国の特級侍従隊「ノアールローゼン」の概念を発案・設立し、その隊長を務めていた人物であり、風将。魔人としての戦闘能力も高い。策士としても彼女が関わっているというだけで敵方の戦略に影響が出るほど策謀に長ける。
: その正体は国王より聖魔杯の在り処を探るべく送り込まれた帝国のスパイ「特号」で天魔将の「風将」。マヒロが唯一スパイと見抜けなかった人物。
: 尚、漫画版では、城内に入ったモンスターを指から出たワイヤーのようなもので細切れにするという驚愕のシーンが存在する(原作でも「見えない何かを敵に仕掛ける」描写はある)。
; カイエン・グレムナム
: ミスマルカ王国の宰相。齢30ほどの黒髪の総髪に片眼鏡をした壮観な男性。
: 共和国で政治を学び首席で卒業し、魔人であれば帝国の宰相もありえたと言うほどの才人だが、なぜかミスマルカの宰相に身を置いている。その正体は帝国諜報部の精鋭である「風」の中でも、更に裏の存在である「特号」。自分が「風」であることを暴きルナスをも退けたマヒロの可能性に興味を持ち、マヒロ個人にも忠誠を誓う。
:1部のラストにて、父親の生首を持って笑い転げるマヒロの本心を耳にする。
; シュライバン
: ミスマルカ王国の隻眼の老将軍。「疾風」の異名を持つ大魔導師で、神国ハイランドの王子リーゼルに魔法の指導もした。ミスマルカ王とは旧知の仲であり、腹心中の腹心を務める。
: その正体は軍から聖魔杯の在り処を探るべく送り込まれた帝国のスパイ「特号」であった。
; エミリオ・アプリコット
: ミスマルカ王国に「グリンデルワルド魔術錬金ギルド公認 雑貨屋エミリオ」を開業している少年。なんでも扱う商人で、金にうるさい。マヒロの特に仲がいい友人。15歳ほどの外見でありながら相当な暗黒魔術の使い手であり、その手の道具も扱っている。その商売の手広さからツテも多い。
: 西域の内情を知っていたり、魔物貯蔵庫に繋がる降魔盤を用意できたり、魔王の存在を断言していたり、マヒロから男か女かはっきりしろと言われたりと謎の多い人物。
: その正体は城下から聖魔杯の在り処を探るべく送り込まれた帝国のスパイ「特号」である。彼が語った所によると「風」の中でも「特号」は特殊で、任務に役に立ちそうな人物をスカウトし、命令を達成できれば報酬を、失敗すれば何も無しという契約を結んだ一般人で、与えられた命令以外は自由にしていいかわりに情報は必要最低限のことしか教えられず、裏切られる事も含めた上での使い捨てだったらしい。
: Ⅷ(8)巻ラストにて、シャルロッテ姫の直属として再スカウトされる。ただし城内ではメイド姿で「エミリア」と名乗り、「僕、女だったんだよう?」と、どちらともとれる態度を取っている。
; ラヒル・アルンスト・エーデルファルト
: 現ミスマルカ王であり、マヒロの父親。魔人。
: 天性の策謀家であり、聖魔杯を解析し鍵を作る理論を作り出すほどの魔導学の天才。若き日に、エルクレセルの王リュミエル、ハイランドの女王ヒルデガルドに聖魔杯を扱うための鍵を作り出す計画を持ちかけた。その計画はラヒルが完成させた秘蔵の紋章符により魔導力の波長を整え、その形質を魔力と共に子に引き継がせることで聖魔杯を蘇らせうる形質と強大な魔力を持った鍵となる存在を、あわよくば聖魔王のコピーを作り出そうというもの。「杯」「剣」「盾」の紋章が描かれた三つの紋章符を用意し、当人は杯の紋章符を使用したと思われる。つまりはマヒロらに強大な魔力を宿るような仕組みを作った張本人。
: 若い頃は、非常に悪い笑い方をする知略に長けた野心に滾る粗暴な男だったが、紋章符の効果により衰弱した妻を亡くし、エルクレセル崩壊に伴い親友であったリュミエルを失ったために、それまでの己を捨て国内だけに目を向ける王の仮面をかぶった。
: 現在では自身に施した紋章符の効果によりその力の殆どを子に受け継がせたため、マヒロが生まれた後に疲れやすくなり、現在においても魔人でありながらすでに壮年に近い容姿となっている。心情の方も、もはや子らを道具のように使うことができず、親友の忘れ形見であるパリスティエルのみならず同じく形質を引き継いだアンゼリカやリーゼル、そしてマヒロも失うには惜しいという考えになっていた。
: 帝国の本格進攻の折、王座の間にてルナスと対峙。死の間際、マヒロを一生をかけて育んだ、己の誇りであると述べた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミスマルカ興国物語の登場人物」の詳細全文を読む




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