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ミズオトギリ
ミズオトギリ(水弟切、学名:''Triadenum japonicum'')は、オトギリソウ科ミズオトギリ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』p.113〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.191〕。 ==特徴== 地下茎は帯紅色で、匍匐し、分枝してふえる。茎は直立し、円柱形で、高さは50-100cmになり、赤紫色を帯びることが多い。葉は対生し、葉身は披針状長楕円形で、長さ3-7cm、幅1-3cm、葉先は鈍頭、葉柄は無く、多少茎を抱く。縁は全縁。葉は白味を帯びた緑色で、葉に明るい油点が散在する〔〔〔。 花期は8-9月。茎先および各葉腋に短い柄のある花序をつけ、少数の花をにつける。花は淡紅色で直径約1cmになり、午後に開き、夕方にしぼむ。萼片は5個あり、卵状楕円形で、赤褐色を帯び、縦脈に明線が走る。花弁も5個あり、瓦状にかさなり、長楕円形で長さ5mmになる。 雄蕊は3束に分かれて9個あり、雄蕊の束の基部に3個の腺体がある。花柱は3個あって離生し、互いに寄り合って直立する。果実は蒴果で、楕円状球形になり、長さは10mmになる。種子は黒褐色で、円みを帯びた楕円形になり、長さ1mmで、隆起した網目模様がある〔〔〔 葉は秋に美しく紅葉する〔〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミズオトギリ」の詳細全文を読む
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