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水カビ病(みずカビびょう、ミズカビ病)は、ミズカビ科真菌のミズカビ属(''Saprolegnia'')、ワタカビ属(''Achlya'')、アファノマイセス属(''Aphanomyces'')などの感染を原因とする魚類の感染症の総称。原因菌によってミズカビ病、ワタカビ病、アファノマイセス病と呼ばれる。サケ科魚類に発生するものは''Saprolegnia''、熱帯魚などの淡水魚に発生するものは''Achlya''または''Aphanomyces''であることが多い〔室賀清邦、江草周三『魚病学概論』恒星社厚生閣 72p〕。 外傷やほかの寄生虫によって傷ついた場所に菌がついて発症し、外観に綿毛状の菌糸体を形成、炎症を発生させる。治療にはマラカイトグリーンが有効であるが、2005年に食用の養殖魚への使用が出来なくなった〔サケ科魚類卵の水カビ病予防技術 農林水産研究情報総合案内(農林水産省)〕。観賞魚の治療薬としてはマラカイトグリーンの他にメチレンブルーなどが用いられる。 == 関連項目 == *真菌性肉芽腫 *内臓真菌症 *胃鼓脹症 *イクチオホヌス症 *マラカイトグリーン *メチレンブルー 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水カビ病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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