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水蜘蛛
【名詞】 1. (1) type of spider that walk on water 2. (2) Ninja water-walking shoes ===========================
ミズグモ(水蜘蛛、学名:)は、節足動物門クモ綱クモ目に属するクモの1種。世界で唯一水中生活をするクモである。水際で生活するクモや、時々水中で活動するクモは珍しくないが、水中生活と言って良いのはこの種だけである。 1科1属1種で、ミズグモ1種でミズグモ科、ミズグモ属を構成するとされるが、ナミハグモ科(Cybaeidae)に分類されることもある〔以下、主な部分は小野(2009)p.171-172による〕。 ==特徴== ミズグモは、1cm程度の大きさの黒っぽい体色のクモである。全身が毛深いことを除けば、外見上は近縁のタナグモ科のものとほとんどかわらない。 体長は雌雄とも8-15mm、頭胸部は赤褐色、腹部は灰色から黒褐色、特に斑紋はない。歩脚も褐色から黒褐色。背甲前方に2列8個の眼が並ぶ。頭胸部は卵形、腹部は楕円形、篩疣も間疣もない。 形態的には水中生活にふさわしいような特徴があまりない。ただ、第3・第4脚の腿節内側に長い毛を密生する。これは水中活動する際に空気を抱える部位に当たる。また。気管気門が一般のクモでは腹部腹面後方の糸疣近くにあるのに対して、ミズグモではほぼ中央にあり、空気を抱える後方歩脚間に近いのも、水中生活への適応ともとれる〔西川他(1977)〕。 日本固有亜種(''A. a. japonica'')が記録されているが、これについてはまだ確定的ではなく、変異の範囲とも見られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミズグモ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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