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ミズタマソウ
ミズタマソウ (水玉草、''Circaea mollis'' )はアカバナ科ミズタマソウ属の草本。毛の生えた果実が水玉を思わせる。 == 特徴 == 多年生の草本で、細い地下茎を伸ばす〔以下、記載は主として北村・村田1961〕。茎は立ち上がり、高さ20-60cm、下向きの細毛が生えている。葉は対生で、1-4cmの葉柄があり、葉身は長さ5-13cm、幅1.5-4cm。葉の形は長卵形から卵状長楕円形〔佐竹他(1982),p.269〕で、縁には低い鋸歯があり、また細かい毛が生える。 花期は8-9月、花序は長さ15cmほどで、総状花序をなす〔。花は白から淡い紅色。花弁は2個で倒卵形で先端が浅く2つに裂ける。萼片は花弁の倍ほどの長さがあり、反り返る。果実は広倒卵形で幅3-4mm、溝があり、その表面一面に鈎状の毛が生える。 和名のミズタマソウは、「水玉草」の意で、白い毛の生えた球形の子房を「霧がかかった水玉」に見立てたもの〔牧野(1961),p.426〕。果時には花弁等も落ち、この部分が白く目立って見える〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミズタマソウ」の詳細全文を読む
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