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ミズトンボ属 : ウィキペディア日本語版
ミズトンボ属[みずとんぼぞく]

ミズトンボ属 ''Habenaria'' は、ラン科植物の1群。地上生で、地下に球形に近い形の根茎を持つ。花が美しくてよく栽培される種を含む。
== 概説 ==
ミズトンボ属は、日本ではかつてサギソウがこれに所属していた。湿地に生え、地下に球状の根茎を持ち、細長い葉を寝際から生じる。細長い花茎に花を穂状に着け、花は蕊柱がごく短くて、その先端近くには左右に離れて細長い葯が並んでいるのが正面からはっきり見て取れる。唇弁は基部に長い距があり、左右に広がった裂片がよく目立つ。この種は現在では本属から分けられているが、ミズトンボ属はほぼこの様な特徴を備えたものである。ごく地味な花をつけるものもあるが、サギソウ同様に鑑賞価値が高く、栽培されているものも多い。洋ランとしては学名仮名読みのハベナリアで流通しているが、栽培は一般の洋ランと異なる点が多く、多くはさほど普及はしていない。
花の美しい野生ランとして有名なサギソウをこの属に含めていたことから、属の和名としてはサギソウ属も用いられた〔井上(1997),p.227〕。学名はラテン語の Habena に由来し、これは革紐、あるいは手綱の意味であるが、葯の形からとも、唇弁や花弁が細裂する様子にちなむとも言われる〔唐澤監修(1996),p.293〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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