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ミズブカ ( リダイレクト:ヨシキリザメ ) : ウィキペディア日本語版
ヨシキリザメ

ヨシキリザメ (葦切鮫、英名:Blue Shark、学名:)はメジロザメ科に属するサメ。地方名はアオブカミズブカ・アオタ・アオナギなどがある。本種のみでヨシキリザメ属 ''Prionace'' を形成する。世界中の暖かい海に幅広く生息し、長距離を回遊する。全長2-3 m。主にイカや魚を捕食する。成長は早く、4-6年で成熟する。胎盤形成型の胎生で、一度に最大100尾以上の子どもを産む。
日本に水揚されるサメ類の中では最も多く、資源量も豊富である。肉や鰭、皮、軟骨などが利用されている。人や船を襲うこともあり、危険性が高い。
== 分布 ==
最も広範な分布域を持つサメの一つ。世界中の熱帯から温帯海域に広く分布する。外洋の海表面から水深350mまで見られ、水温12-20℃を好む〔。高度回遊性サメ類の一つであり、非常に長い距離を回遊する。
日本近海のヨシキリザメは黒潮親潮がぶつかる潮目のやや南の海域で生まれ、幼魚のころまで潮目の海域で成長する。成熟期前になると、オスは南の海域に、メスは北の海域に分かれて生息する。成熟して成魚になると、メスは南下してオスと同じ海域に生息するようになるが、交尾期以外は、雌雄で分離しているといわれている。理由はよく分かっていないが、サメの天敵はサメ自身であるので、自分より大きな個体から捕食されるのを防ぐためだともいわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヨシキリザメ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blue shark 」があります。




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