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ミズメイガ亜科(Acentropinae)は、鱗翅目ツトガ科(あるいはメイガ科)内のひとつの分類単位。ミズノメイガとも表記される。世界中に約700種が知られる。日本では9属32種ほどが報告されている〔Y. Yoshiyasu 1985. A Systematic Study of the Nymphulinae and the Musotiminae of Japan (Lepidoptera : Pyralidae). 京都府立大學學術報告. 農學 37, 1-162, 〕。 == 特徴 == 陸上で生活する種がほとんどであるチョウ目では珍しく、ミズメイガ亜科の多くの種では、幼虫が淡水中で生活する〔。ミズメイガの幼虫には、他のチョウ目の幼虫では見られない気管鰓をもち、それによって水中の溶存酸素を利用して生活しているものと、そのような気管鰓をもたず、皮膚から直接酸素を取り入れ、その後は気孔から大気中の酸素を利用するものとがある〔津田編(1962)p.149〕。 主に水生植物の葉を餌としており、種によって食草は異なるが、スイレンやコウホネ、ハス、ガガブタ、トチカガミなどの浮葉植物や、ヒルムシロやササバモなどの沈水植物を食害する〔津田編(1962)p.151〕。また幼虫の巣(ミノ)は、自ら出した糸でウキクサなどの浮葉を紡いでつくる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミズメイガ亜科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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