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角髪 ミズラ[みずら]
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ミズラ ( リダイレクト:角髪 ) : ウィキペディア日本語版 | 角髪[みずら]
角髪(みずら)は、日本の上古における貴族男性の髪型。中国の影響で成人が冠をかぶるようになった後は少年にのみ結われ、幕末頃まで一部で結われた。美豆良(みずら)、総角(あげまき)とも。 古墳時代の男性埴輪などに見られる。分類として、「上げ角髪」と「下げ角髪(お下げ)」があり〔『女性はにわ その装いとしぐさ』 埼玉県立博物館 1998年 p.67.貴人の特徴である「下げ角髪」に対し、労働に適した髪型が「上げ角髪」としている。〕、一般人に認知度が高いのは前者であり、後者は貴人(身分の高い者)の髪型である(結い方の項目に記されているのも上げ角髪の結い方である)。 == 結い方 == 髪全体を中央で二つに分け、耳の横でそれぞれ括って垂らす。そのまま輪にするか、輪の中心に余った髪を巻きつけて8の字型に作る物とがある。総角はその変形で耳の上辺りで角型の髻を二つ作ったもので、これは少女にも結われた。 髪の輪が二つの形のもののほうが古いらしく埴輪などに見られるものはこの形が多いが、奈良時代に入ると輪が一つの形のものが主流となったことが聖徳太子像などに見える。輪が一つのものにも2種あって、毛先を納めるものとそのまま垂らすものに分かれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角髪」の詳細全文を読む
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