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ミソサザイモドキ : ウィキペディア日本語版
ミソサザイモドキ

ミソサザイモドキ(鷦鷯擬・三十三才擬)は、スズメ目ダルマエナガ科ミソサザイモドキ属の、唯一の種である。
アメリカ合衆国メキシコに生息する〔。
==系統と分類==
当初 Gambel (1845) はミソサザイモドキをシジュウカラ属 としたが、すぐに Gambel (1847) は単型のミソサザイモドキ属に分離した。
しかし科については論争が続き、チメドリ科 (= ・ミソサザイモドキ科 ( = )・ツグミ科ウグイス科イワヒバリ科ニワシドリ科マネシツグミ科ミソサザイ科ヒヨドリ科 とさまざまな科に分類された。しかし、Delacour (1946) によりチメドリ科 (当時の拡大したヒタキ科 を採用するならチメドリ亜科 )ミソサザイモドキ族 に分類したのが標準になった。ミソサザイモドキ族には他にダルマエナガ類とヒゲガラ属 が含まれた。一方、Wetmore (1960) はミソサザイモドキを単型のミソサザイモドキ科 とした〔 - 1970年までの分類史は主にこの文献による〕。
Sibley & Ahlquist (1990) はミソサザイモドキをチメドリ亜科 (ほぼチメドリ科にあたる)の単型のミソサザイモドキ族とした。
Cibois (2003)やそれに続くDNAシーケンス系統により、ダルマエナガ類などと近縁だと判明し、ダルマエナガ科にまとめられた。系統的にはダルマエナガ類に内包される〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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