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ミチグリニド
ミチグリニド は、グリニド系経口血糖降下薬の一つ。2型糖尿病の治療に用いられる。 ミチグリニドは、SU受容体(スルフォニルウレア受容体)を刺激し、膵臓β細胞からインスリンを放出させるグリニド系に分類される。キッセイ薬品工業が開発したミチグリニドのカルシウム水和物が製剤化され〔キッセイ薬品(2010)p.1〕、日本、ヨルダン、韓国で発売されている〔キッセイ薬品(2010)p.62〕。日本では武田薬品工業とキッセイ薬品工業から、「グルファスト」として同一ブランド名で併売されている〔。 == 構造式 == コハク酸誘導体がインスリン分泌を促進し、短時間のみ作用することが見出されたことを踏まえ、ミチグリニドはベンジルコハク酸の誘導体として開発された。ミチグリニドはSU基を持たない。〔廣峰吉久, 池上博司. 速効型インスリン分泌促進薬「ミチグリニド」. Life Style Medicine. 2014;8(1):46-53.〕 :ナテグリニドはフェニルアラニンの誘導体、レパグリニドはSU薬のベンズアミド骨格の誘導体である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミチグリニド」の詳細全文を読む
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