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ミツクリエナガチョウチンアンコウ科 : ミニ英和和英辞書
ミツクリエナガチョウチンアンコウ科[みつくりえながちょうちんあんこうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
  1. (n,n-suf) department 2. section 

ミツクリエナガチョウチンアンコウ科 : ウィキペディア日本語版
ミツクリエナガチョウチンアンコウ科[みつくりえながちょうちんあんこうか]

ミツクリエナガチョウチンアンコウ科学名:)は、アンコウ目に所属する魚類の分類群の一つ。いわゆるチョウチンアンコウ類として知られる深海魚の一群で、ビワアンコウミツクリエナガチョウチンアンコウなど2属4種が記載される〔『Fishes of the World Fourth Edition』 p.229〕。
== 分布・生態 ==
ミツクリエナガチョウチンアンコウ科の魚類は太平洋インド洋大西洋など、世界中の海の深海に幅広く分布する〔。海底から離れた中層を漂って生活する、漂泳性深海魚のグループである。ビワアンコウ属の1種(''Ceratias tentaculatus'')は主に南極海とその周辺海域における水深650-1,500mの範囲に分布し、残る3種は三大洋すべての深海に生息する汎存種となっている〔『Oceanic Anglerfishes』 pp.201-207〕。ビワアンコウ ''C. holboelli'' は水深400-2,000m、エナシビワアンコウ ''C. uranoscopus'' は500-1,000m、ミツクリエナガチョウチンアンコウ ''Cryptopsaras couesii'' は500-1,250mからの採集例が多い〔。
本科魚類はチョウチンアンコウ類としては最も大きく成長し、最大種のビワアンコウは全長77-120cmに達する。雌雄の体格は著しい性的二形を示し、雄は雌よりも極端に小さい矮雄(わいゆう)である。変態後の雄は餌を一切とらなくなり、大きな球状の眼を利用して雌を探す〔『Oceanic Anglerfishes』 pp.281-291〕。雌を発見した雄は鉤状の歯を使って体に食いつき、一体化して寄生生活を送る〔。雄と雌の結合は、互いの性成熟を達成するための必要条件となっている〔『Oceanic Anglerfishes』 pp.57-63〕。
一匹の雌に寄生する雄はたいてい一匹だが複数の場合もあり、最大で8匹の雄が付着した個体が知られている〔。付着部位はほぼ常に腹部で、寄生雄の多くが前方を向いていることから、雌の後方から接近しているとみられている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミツクリエナガチョウチンアンコウ科」の詳細全文を読む




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