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ミツバアケビ : ウィキペディア日本語版
ミツバアケビ

ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草、学名:''Akebia trifoliata'')はアケビ科アケビ属落葉性つる性木本
== 特徴 ==
つる性の木本で、が他の樹木にからんで這い上がる。茎は太いもので直径2cmになる。は互生し、掌状複葉で小葉は3枚になる。小葉は長さ2-6cm、幅1.5-4cm、形は卵形から広卵形で、先端は凹頭、基部は円形で、縁には波状の鋸歯ある。葉柄は2-14cmと長く小葉につく小葉柄は0.3-3cmになる。ふつう落葉性であるが、葉は越冬する場合がある。
花期は4-5月。新葉のわきから総状花序を下垂または下曲させ、花序の先端に十数個の小型の雄花を、基部に1-3個の大型になる雌花をつける。雄花は濃紫色で径4-5mmになり、花弁状の萼片は長さ2mmで3枚あり、雄蕊は6本ある。雌花は2-4cmになる花柄をもち、濃紫色で径15mmになり、花弁状の萼片は長さ7-10mmで3枚あり、円柱形になる雌蕊が3-6本ある。花に花弁はない。
果実は液果で、長さ10cmの長楕円形になる。秋に紫色に熟し、裂開する。果肉は白色で、黒色の多数の種子を含む。食用になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミツバアケビ」の詳細全文を読む




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