|
ブロッコリー(英語:Broccoli、学名:''Brassica oleracea'' var. ''italica'')は、アブラナ科の緑黄色野菜。花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良され現在の姿になったとされる〔「旬を育てる 旬を味わう 野菜づくり大図鑑」藤田智・編著 講談社 より〕。和名はメハナヤサイ(芽花野菜、芽花椰菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜、緑花椰菜)。カリフラワーはブロッコリーの変種である〔「別冊やさい畑 野菜づくり名人虎の巻」家の光協会 より〕。単位は「株」である。 地中海沿岸の原産。食用とするのは蕾の状態の花序と茎であり、収穫せずに栽培を続けると巨大になった花序に多数の黄色やクリーム色の花をつける。 品種はピクセル、エンデバー、グリーンベール、シャスター、パラグリーン、マーシャル、チャレンジャー、海嶺、雷鳴、緑炎、緑帝、緑笛、緑嶺などがある。 == 生産・流通 == 日本での主産地は北海道(2012年収穫量:22,600t、栽培面積:2,440ha)、愛知県(同:15,700t、951ha)埼玉県(同:14,900t、1,260ha)であり、市町村別では愛知県の田原市が全国で最も生産量が高い。 常温でも外見が変化しないカリフラワーに対し、ブロッコリーは収穫後ただちに低温保存しないと変色が進んでしまうことから、保存技術が未熟だったかつては、ブロッコリーの流通量は、カリフラワーに大きく水を開けられていた。しかし低温流通技術の開発や家庭における冷蔵庫の普及により、1980年代頃からブロッコリーの生産・流通が急速に拡大。現在、東京都中央卸売市場における取扱量では、ブロッコリーが約13万トン、カリフラワーは約2万トンと、かつての状況とは完全に逆転している〔カリフラワーとブロッコリー、盛衰くっきり 変わる食卓 2013年3月25日閲覧、朝日新聞デジタル〕。 日本における収穫量上位10都道府県(2012年)〔 世界のカリフラワーとブロッコリーの収穫量上位10か国(2012年) 日本は14位で154,000tを生産する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブロッコリー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Broccoli 」があります。 スポンサード リンク
|