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ミニッツ・メイド・パーク(''Minute Maid Park''、"''The Juice Box''"とも呼ばれる)は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンにある野球場である。MLBヒューストン・アストロズの本拠地として2000年に開業した。 世界で3番目の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場。 開場当初はエンロン・コーポレーションとの30年1億ドルの命名権取引成立によりエンロン・フィールド(''Enron Field'')と名乗っていたが、同社が経営破綻したため2002年3月からの4か月間は暫定的にアストロズ・フィールド(''Astros Field'')に改称された。その後コカ・コーラ社が28年1億ドル以上の額で命名権を獲得し、同社のジュース「ミニッツメイド」から現在の球場名が名付けられた。 == フィールドの特徴 == * ユニオン駅(Union Station)という歴史的建造物が隣接しているため、外野は左翼が右翼に比べて浅く、左中間にもふくらみがない。そのため右打者にホームランが出やすい。しかし逆に、センターまでは435フィート(約132.6m)もあり、これはMLBの球場の中では最長である。 * タルの丘(Tal's Hill):センターフェンス手前に傾斜30度の坂がある(これはレッズの旧本拠地クロスリー・フィールドを模したものといわれる)。名前の由来は、球団社長を務めたタル・スミスからきている。この丘にはフラッグ・ポールが立っている(同じくタイガースの旧本拠地タイガー・スタジアムを模したものといわれる)。ただ、センターを守る選手にとっては邪魔でしかないらしく、特にカルロス・ベルトランはFAになった際に、「これを取り除かないとアストロズとは契約しない」と発言した。ちなみにグラウンド内にあるポールは、タルが生存した時代に多くのアメリカの球場ではグラウンド内にポールが立っていた事にも由来しているといわれる。2015年6月、アストロズはシーズン終了後にタルの丘を取り除く工事を行い、観客席などを設置する計画を発表した〔アストロズ本拠名物 中堅奥の傾斜盛り上がり撤去へ 〕。本塁から中堅フェンスまで125mほどに縮まる予定。しかし10月15日になって、来シーズンの開幕に間に合わなくなる恐れが出てきたため改修工事を延期することが発表された〔アストロズ球場改修は延期 名物「タルズ・ヒル」 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミニッツ・メイド・パーク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Minute Maid Park 」があります。 スポンサード リンク
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