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ミニ戸建(ミニこだて)は日本の住宅の類型。狭い土地に建てられた一戸建てのなかでも、主に建売り住宅につけられた蔑視的な呼称。ミニ戸・ミニコとも言う。注文住宅を中心に好意的に見る場合は狭小住宅と言う。 ミニ戸建の厳密な定義はないが、土地面積で20坪にも満たないものが多く見られる。土地いっぱいに建物が建設されているため庭がほとんどなく、たいていの場合は1階部分が玄関・駐車スペースになっており、2階部分以上にキッチン・部屋がある。そして似たような形の建物が数戸連続して建設される。 ==誕生の経緯== ミニ戸建は多くの場合、もともと大きかった土地を小刻みに分割した場所に建設される。元来の所有者が資産相続に際し土地の売却によって相続税を賄うなどし、これを開発業者が買い取って、一般に不動産として販売しやすい価格にするために分割するのである。更地で販売されることもあるが、たいていはミニ戸建を建築したうえで販売する。 大きな土地を無理に分割するため、細い羊かん状や、旗竿型と呼ばれる、奥まった場所にまで無理やり接道を通す形など、合理的な設計の住居を作るには障害となる敷地形状になりがちである。また、敷地に余裕がないため、空間を最大限に利用するためには建築基準法上の斜線制限ギリギリの形状にせざるを得ず、同じ開発業者の建物が数戸並ぶと屋根がノコギリ状に並ぶなど、見た目にも窮屈な印象を醸し出す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミニ戸建」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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