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ミノカサゴ
ミノカサゴ(蓑笠子、英名:Luna lionfish(ルナ・ライオンフィッシュ)、学名:''Pterois lunulata'')は、カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。太平洋の南西部とインド洋にかけて、日本では北海道の南部以南の沿岸部に生息する。 煮付けなど食用として加熱する料理に使われることもあるが、狙って釣れるような魚ではなく、数が揃いにくいため市場には出回らない。背鰭を中心に毒を持つ。腹鰭の間にある剣にも気を付けたい。夜行性で、昼間は珊瑚や岩場の影に潜んでいる。そのため、誤って手を伸ばして触れてしまうこともあり得る。優雅に泳ぐさまとは対照的に攻撃的な魚で、ダイビング時の水中撮影などでしつこく追い回すと激昂、人に向かってくることがあるので要注意。刺された場合、激痛を伴って患部が腫脹、人によってはめまい・吐き気を起こすことも。 貝類や、甲殻類などの小動物を捕食する。 和名の蓑笠子は、ミノカサゴの鰭を蓑や菅笠になぞらえたもの。 近縁種については、ミノカサゴ亜科の項を参照。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミノカサゴ」の詳細全文を読む
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