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ミノルカ島の海戦(ミノルカとうのかいせん)は七年戦争初期の1756年5月20日に発生した海戦。フランス・スペイン海軍がイギリスのミノルカ島救援を阻止し、結果的にミノルカ島は陥落した。また、戦後イギリス戦隊のジョン・ビング提督には銃殺刑が宣告され大きな波紋を呼んだ。 ==背景== イギリスはスペイン継承戦争の1708年でミノルカ島を占領して以来ミノルカ島を支配してきたが、島は常にフランスの脅威にさらされていた。そして1754年にフレンチ・インディアン戦争が始まるとイギリスはフランスとジャコバイトが協力してグレートブリテン島に侵攻する可能性を考慮し、ミノルカ島ではなく本国周辺の防備を固めるようになった。このためフランスは1756年にイギリス軍の虚を衝いてリシュリュー公率いる陸軍のミノルカ島上陸に成功する。 フランスによるミノルカ島侵略は長い間想定されていた事態だったが、イギリス政府はここにきてようやく対処に乗り出す。ジョン・ビング(中将、直後に大将に昇進)の率いる10隻の戦列艦をジブラルタルから派遣したのである。政府はフランス艦隊の勢力を知っていたのにも関わらず、ビングには状態の悪い人員不足の軍艦しか用意しなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミノルカ島の海戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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