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ミホシンザン
ミホシンザンは日本の競走馬、種牡馬。1985年の皐月賞と菊花賞に優勝し、中央競馬クラシック二冠を達成。ほか1987年の天皇賞(春)などに勝利している。1985年度優駿賞最優秀4歳牡馬、1985-1987年度同最優秀父内国産馬。五冠馬シンザンの種牡馬生活晩年の産駒であり、その最高傑作と評される〔『優駿』2006年7月号 p.55〕。16戦すべてにおいて柴田政人が騎乗した。 以下、馬齢は2000年以前に使用された旧表記(数え年)で統一する。 == デビュー前 == 1982年、北海道浦河町の日進牧場で生まれる。幼駒時代は全体に丸みを帯びた、あまり見栄えのしない馬体で、評価は高くなかった〔。しかし馬主の堤勘時は本馬を一目見て気に入り、調教師の田中朋次郎を説得して管理を取り付け、自身の所有馬とした〔。堤は本馬の父・シンザンの現役時代からのファンであり、かつて6頭の産駒を所有していたが、いずれも活躍はしなかった。しかし、これまでの所有馬とは違うと感じていた堤は、シンザン産駒の所有はこれが最後と思い定め、長年温存していた「ミホシンザン」と命名した〔。 3歳(1984年)9月、茨城県美浦トレーニングセンターの田中朋次郎厩舎に入る。入厩後に骨膜炎(ソエ)を発症して調整が遅れ、さらに症状が治まった後の調教で手間取り、デビューは翌年1月にずれ込んだ〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミホシンザン」の詳細全文を読む
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