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ミモシン : ウィキペディア日本語版
ミモシン

ミモシン (mimosine) は、アルカロイド異常アミノ酸である。チロシンと構造が似ているが、毒性があり、タンパク質を構成しない。オジギソウ属のいくつかの種やレウカエナ属の全ての種で見られる。
本化合物はロイセノール (leucenol) としても知られ、ギンネムの種子で最初に単離され〔Mascré, ''Compt. rend.,'' 1937, 204, 890.〕、後にアダムスらによって研究された。
==性質==
ミモシンは融解すると分解される。塩酸塩は174.5 ℃から175.0 ℃、シュウ化水素酸塩は179.5 ℃、ヨウ化水素酸塩は183.0 ℃から183.5 ℃で分解する。ミモシンは一塩基酸塩のみを形成するが、メチルエステルは二塩酸塩を形成する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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