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ミャゼディ碑文(ミャゼディひぶん、)は、ミャンマーのバガン近郊で発見された石碑で、四面のそれぞれにパーリ語、ピュー語、モン語、ビルマ語で碑文が刻まれている。ビルマ語最古の碑文として有名である。 2015年にミャゼディ碑文はユネスコ記憶遺産に登録された。 == 概要 == 「ミャゼディ」とは、エメラルド(ミャ)のストゥーパ(ゼーディー)という意味で、バガンの南のミンカバー村にある同名のパゴダ付近で発見されたため、この名がある。ほとんど同じ内容の碑文が2つあり、スイスの考古学者でラングーン大学のパーリ語教授であったエーミール・フォルヒハマーによって1886-87年と1904年に発見された。それぞれミャゼディ・パゴダとバガン考古学博物館に置かれている。 パガン王朝第3代の王であるチャンシッターの最晩年に、王子の(ヤーザクマー)によって造られた。一般には1112年〔西田(1981) pp.244-247〕か1113年に作られたとされる。これは碑文の中でチャンシッターの即位を仏暦1628年とし、王が28年在位したと述べていることを根拠にしている。 ピュー語以外のパーリ語・モン語・ビルマ語の3つの言語は、基本的に同じ文字で書かれている〔。現在のビルマ文字は円を基本にして構成されているが、ミャゼディ碑文の文字は角ばっていて、現在のビルマ文字とは大きく異なる。 ミャゼディ碑文はピュー語の解読のために重要な役割を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミャゼディ碑文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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