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ミヤマイラクサ
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ミヤマイラクサ
ミヤマイラクサ(深山刺草、学名:''Laportea cuspidata'' )は、イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』p.4〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.50〕。 == 特徴 == 茎は緑色で、直立して、高さ80 - 110センチメートルになる。茎、葉、花序にも刺毛があり、触れると痛い。葉は互生し、長い葉柄があり、葉身は円形から広卵形で、長さ8 - 20センチメートル、幅5 - 15センチメートルになる。縁は粗大な鋭鋸歯になり、下部のものは小さく、上部のものは大きくなり、葉の先端はやや尾状に伸びる〔〔〔。 花期は7 - 9月。雌雄同株。雄花序は、下方の葉腋から出て、多数分枝して長さ5 - 10センチメートルの円錐状になり、多数の雄花をつける。雄花は白色で小型、萼片が5個、雄蕊が5個ある。雌花序は、上方の葉腋から数本または多数立ち、分枝しないで長さ20 - 30センチメートルに伸びて穂状になり、多数の雌花をつける。雌花は緑色で小型、花弁状の萼片が4個、花柱が1個あり白い糸状の柱頭が伸びる。果実は、長さ約1.8ミリメートルのゆがんだ楕円形状の痩果になる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミヤマイラクサ」の詳細全文を読む
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