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ミューオニウム : ミニ英和和英辞書
ミューオニウム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ミューオニウム : ウィキペディア日本語版
ミューオニウム[ちょうおん]
ミューオニウム (muonium) とは、通常、正の電荷を持ったミュオン+) と電子 (e) の束縛状態(水素原子中の陽子を正ミュオンで置き換えたものに相当)を指し、ミュオニウムとも呼ばれる。これに対し、負ミュオン (μ) が他の原子核に束縛された状態をミュオニック原子と呼んで区別する。なお、ミュオニウムの構成粒子の電荷を入れ替えたもの(負ミュオンと陽電子の束縛状態)は反ミュオニウムと呼ばれる。類似の状態として電子と陽電子の束縛状態であるポジトロニウム (e+-e) があり、ミュオニウムの名称はこれからつけられたが、××ニウムという呼称は同種の粒子と反粒子からなる束縛状態につけられるべきもので、ミュオニウムも本来なら正負ミュオンの束縛状態 (μ+) を表す呼称のはずであったが、歴史的にミュオンと電子の束縛状態をこのように呼び習わして今日に至っている(水素原子の別称がプロチウムであるように、本来ならミュイウムとすべきものである)。
==ミュオニウムの形成==
ミュオニウムは金属以外の物質に正ミュオンビームを注入した際に高い確率で形成される事が分かっており、相手となる電子はミュオンビームが物質内で減速する過程で周りの原子をイオン化することにより生成することも実験的に確かめられている。また、ケイ酸粉末や高温に熱したタングステンを真空中に置いてミュオンを照射すると、その表面から熱エネルギー程度のミュオニウムが真空中に放出されるという現象も知られており、これを用いて超低速ミュオンビームを生成する研究なども行なわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミューオニウム」の詳細全文を読む




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