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ミント・ジャムス : ミニ英和和英辞書
ミント・ジャムス[みんと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ミント : [みんと]
  1. (adj,n) (abbr) mint 2. peppermint 3. (P), (adj,n) (abbr) mint/peppermint
ジャム : [じゃむ]
 【名詞】 1. jam 2. (n) jam

ミント・ジャムス ( リダイレクト:MINT JAMS ) : ウィキペディア日本語版
MINT JAMS[みんと じゃむす]


MINT JAMS』(ミント・ジャムス)は日本のフュージョンバンド、カシオペアの7枚目のアルバム。
1982年5月21日アルファレコードよりLPとカセットテープでリリースされ、1984年に、カシオペアの他の既存のアルバムとともにCD化された。
現在アルファの権利はソニー・ミュージックエンタテインメントが持っており、最新のリイシュー盤は同社の子会社ヴィレッジ・レコードから出ている。
== 解説 ==
アルファレコードのヨーロッパ進出に伴い、所属アーティストであるカシオペアのヨーロッパ向けのアルバムの制作が企画された。当初は既存のアルバムからのベストセレクションが考えられていたが、そのヨーロッパでのリリース先のCBS-UKの担当者 Peter Robinsonが、1981年12月のカシオペア「CROSS POINT」ツアーの大阪公演を観て、カシオペアのライブパフォーマンスをたいへん気に入り、「何というライブの素晴らしいバンドだ。このライブの迫力とスタジオ録音の緻密さが一緒になったものができないだろうか」とのリクエストに応えて制作された。
演奏部分は、このアルバム制作のために行われた二日間の単独ライブのみで収録して後からのダビング演奏はせず、その替わりにミックス作業をスタジオレコーディングなみに手間を掛けた。アレンジに関しても事前にこの行程を考慮したものに錬られていたという。先述のコンセプト上、あえてライブ盤の証したる観客の歓声や拍手などは極力収録されておらず、最後の曲「Swear」のエンディングに現れるのみで、全体を通じてスタジオ録音盤と見まごうほどの精巧な出来となっている。
このように基本的にはライブ音声の再現と緻密なミキシング/マスタリングが目指されたが、「Time Limit」のエンディング部など部分的にスタジオでのエフェクト(ダビングはされていない)によってさらに追い込まれ、前述のCBS-UKの「迫力と緻密性」というリクエストに見事に答えた作品となった。このレコーディング手法は後のアルバムでもかなり応用されており、直後のアルバム『FOUR BY FOUR(4X4)』ではリー・リトナーグループとのスタジオセッション音源、1984年の『DOWN UPBEAT』ではスタジオレコーディングながら全曲かぶせなしの一発録音音源、1990年の『THE PARTY』ではスタジオライブの映像作品収録時の同録音源をそれぞれ用いている。また近年よく用いる手法で、アレンジをリハーサルライブで充分に練り上げ、それを元に短期間のうちにスタジオレコーディングに臨むという手法が取られているのも、源流を辿るとこの『MINT JAMS』の影響があろう。
また向谷実はこの頃より"YAMAHA GS1"をメインキーボードとして頻繁に使うようになっており、その艶やかでポップな音色はこのころよりカシオペアの表看板となった。同時にバンドが本来持つ重厚さと『EYES OF THE MIND』以降のポップ性という、一見して相反する要素の融合が為された時期の象徴的な作品、それがこのアルバムである。
以上の様な背景をもとにカシオペアの演奏力やライブ性、その完成度、またはいわゆる「カシオペアっぽさ」を鑑賞できると言う意味で代表作のひとつとして必ず挙げられるアルバムである。
アルバムタイトルの意味は、ミントコンディションのミントとジャムセッションのジャムを合わせた造語「最高の演奏」(当時は自重してミントを“爽快な”に留めて説明していた)。また、カシオペアのメンバー4人全員のイニシャル8文字を並び替えた言葉遊びからもきている。しかしながら、アルバムジャケットにはお遊びで直訳である“ハッカのジャム”の瓶が描かれている。
日本でのリリースと同1982年にイギリスのCBS-UKからヨーロッパ市場でリリースされた。翌1983年、カシオペアがアルバム『JIVE JIVE』のレコーディングにロンドンを訪れた際、そのプロモーションのためのライブが行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「MINT JAMS」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mint Jams 」があります。




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