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ムアン ムアン (タイ語: 、ラーオ語: 、シャン語: ) は歴史上タイ族の世界において多数の村のハブとして存在した都市や国主(チャオ)により治められていた街や村々の全体領域を表す言葉であり、村々の上位にある単位を表す言葉である。古くは都市国家をさした〔冨田竹二郎編著『タイ日大辞典』めこん、第三版1997年10月1日、p.1177 ISBN 9784839601140〕。現在では国、都市などを示す言葉となっている。ラオスではムアンは県の下位の行政区分である郡を表す行政用語である。
== ラーンナー地域でのムアン == ラーンナー世界などにおいては、ムーバーン(あるいはバーン)と呼ばれる村の集合体があり、それが複数集まりパンナーと呼ばれる集落を形成。さらにそれが軍事的な防御施設を持つようになると、ウィエン () と呼ばれる都市を形成する(ヴィエンチャンのヴィエンはこのウィエンである)。特にウィエンの中でも王侯貴族がその支配に当たることによってチエン() と呼ばれる(チエンマイの「チエン」や景洪の「景」、ケントゥンの「ケン」などがこれに当たる)。こうしたウィエン、チエンを中心とする都市国家がムアンと呼ばれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムアン」の詳細全文を読む
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