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ムイティシチ ( リダイレクト:ムィティシ ) : ウィキペディア日本語版 | ムィティシ
ムィティシ(ムィチシ、ムイチシ、ムイティシ、, Mytishchi)はロシアのモスクワ州にある都市で、首都モスクワの北東に接する衛星都市。かつての水運路でモスクワ川の支流ヤウザ川、およびモスクワとヤロスラヴリを結ぶ鉄道が通る。 ムイティシンスキー地区の行政中心都市で、地区内最大の産業都市。機械工業が盛んで、特に兵器製造が活発。また18世紀にエカチェリーナ2世の命で建設されたロシア初の上水道があることでも知られ、ここからモスクワのクレムリンへ清潔な水を配水した。人口は159,900人(2002年国勢調査)と、モスクワ州でも2番目の大きさ。 == 歴史 ==
紀元前8千年紀から紀元前6千年紀の新石器時代後期の居住跡があり、当時の人々は狩りや漁で生活していたことがうかがえる。8世紀から9世紀にはヴァーティチ族、クリーヴィチ族といった東スラヴ人が住みはじめた。ムィティシ市内および周辺には11世紀から13世紀にかけての集落が10か所以上あったことが分かっている。 ムィティシの集落は1460年には存在し、19世紀までボリシイェ・ムィティシ()と呼ばれていた。集落の歴史と発展はヤウザ川の河港とともにあった。ヤウザ川は商船などが通る交易路であり、ムィティシで船は川から引き上げられ、ころや滑材の上を転がしてクリャージマ川までのを移動した。商人たちが払う船や荷物の陸送料でムィティシの人々は生活した。ムィティシという町の名も、この料金()に由来する。19世紀半ばにはわずか389人だった人口は、後に首都モスクワの近郊都市として拡大している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムィティシ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mytishchi 」があります。
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