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イチジク(無花果、映日果)は、クワ科イチジク属の落葉高木、またはその果実のことである。原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる。 == 名称 == 「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見える〔実際には花をつけている。#形態・生態節を参照。〕ことに由来する漢語で、日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えている。 「映日果」は、中世ペルシア語「アンジール」()〔中国の特産地である新疆ウイグル自治区のウイグル語や、中央〜南アジアの多くの言語で類似の語形をもつ。またトルコ語やロシア語には「インジール」に近い語形で伝わっていて、これは「映日」の中国語音(現代語音では 「インジー」)にも近い。〕を当時の中国語で音写した「映日」に「果」を補足したもの。通説として、日本語名「イチジク」はこれの音読「エイジツカ」の転訛とする〔音位転換も参照。〕〔別説として、果実が一ヶ月程度で熟すから、または、一日一果実ずつ熟すから「一熟(イチジュク)」と呼び、「イチジク」はこの転訛であったとするが、実際には果実が熟するまでに2ヶ月半程度要することから、前者の理由については全く当たるものでない。後者についてもそのような事実はないが、あえて大雑把に言うなら大半の植物は何日にもわたってひとつふたつと実りつづけるのであり、なぜイチジクがその“代表”に選ばれたか、またそもそも、なぜそのような当たり前の事象が名称とされたかの説明を欠いている。また仮にこのような造語が行われたとして、造語法としても普通に見られるものではない。〕。 中国の古語では他に「阿駔〔『酉陽雑俎』に記載があるという。〕」「阿驛」などとも音写され、「底珍樹」「天仙果」などの別名もある。 伝来当時の日本では「蓬莱柿(ほうらいし)」「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれた。いずれも“異国の果物”といった含みを当時の言葉で表現したものである。 属名 ''Ficus'' (ficus)はイチジクを意味するラテン語。 , , , , など、ヨーロッパの多くの言語の「イチジク」はこの語に由来するものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イチジク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Common fig 」があります。 スポンサード リンク
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