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ムカゴイラクサ
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ムカゴイラクサ
ムカゴイラクサ(珠芽刺草、学名:''Laportea bulbifera'' )は、イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』p.4〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.50,p.1320〕。 ==特徴== 根は紡錘状に肥厚する。茎は緑色で、直立して、高さ40-80cmになる。茎、葉に触れると痛い刺毛がまばらに生える。葉は互生し、長い葉柄があり、葉身は狭卵形から卵状楕円形で、長さ5-15cm、幅3-6cmになる。縁には同形の粗い鋸歯があり、葉の先端は鋭くとがり、基部は円形から鈍形になる。葉腋に直径約5mmになるむかごができる〔〔〔。 花期は8-9月。雌雄同株。雄花序は下方の葉腋から出て分枝し、柄のない長さ4-7cmの円錐花序になり、多数の雄花をつける。雄花序は葉より短い。雄花は緑白色で小型、花被片が4-5個、雄蕊が4-5個ある。雌花序は、先端の葉腋から立ち、長い柄を含め長さ4-7cmに伸びて円錐花序になり、多数の雌花をつける。雌花は淡緑色で、花被片が4個あり、うち2片は花後に長さ2.5mmに伸び、果実を包む。白い刺状の花柱が1個ある。果実は、長さ2.5-3mmのゆがんだ卵円形の痩果になる〔〔〔。 種子繁殖のほか、葉腋につくむかごによる栄養繁殖をする〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムカゴイラクサ」の詳細全文を読む
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