翻訳と辞書 |
ムカシヤンマ
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ(昔蜻蜒、学名:''Tanypteryx pryeri'')は、トンボ目・トンボ亜目・ムカシヤンマ科に属する日本固有種のトンボである。 == 生態 ==
本種は名前が示すとおりムカシトンボと同じく、原始的な特性を持つ種で、他のトンボと違い、生殖弁ではなく、産卵管を持っている。 ヤンマという名が付くように、ムカシトンボよりも大型でがっちりしており、体長が80 mmに達する。見た目はオニヤンマや大きなサナエトンボのようにも見えるが、オニヤンマとは複眼の色が違い、サナエトンボのように複眼が離れており、止まり方も木の幹にセミのように、羽根を広げたまま張り付いた格好で止まる事が多い。 成虫は主に、4-8月にかけて発生するが、幼虫(ヤゴ)の生態と生息環境が変わっており、谷の崖などに水がしたたり落ち、ゼニゴケなどのコケ類が一面茂っているような環境を好む。低水温で、きれいな水質に住むが、幼虫は水に入ることはほとんどなく、湿ったコケの中にトンネルを掘って住み、半水生の生活をする。成虫になるのに約3年かかるといわれ、これはムカシトンボに次ぐ長期間の幼虫期である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムカシヤンマ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|