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ムカシヤンマ : ミニ英和和英辞書
ムカシヤンマ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ムカシヤンマ : ウィキペディア日本語版
ムカシヤンマ

ムカシヤンマ(昔蜻蜒、学名:''Tanypteryx pryeri'')は、トンボ目トンボ亜目ムカシヤンマ科に属する日本固有種トンボである。
== 生態 ==

本種は名前が示すとおりムカシトンボと同じく、原始的な特性を持つ種で、他のトンボと違い、生殖弁ではなく、産卵管を持っている。
ヤンマという名が付くように、ムカシトンボよりも大型でがっちりしており、体長が80 mmに達する。見た目はオニヤンマや大きなサナエトンボのようにも見えるが、オニヤンマとは複眼の色が違い、サナエトンボのように複眼が離れており、止まり方も木の幹にセミのように、羽根を広げたまま張り付いた格好で止まる事が多い。
成虫は主に、4-8月にかけて発生するが、幼虫ヤゴ)の生態と生息環境が変わっており、谷の崖などに水がしたたり落ち、ゼニゴケなどのコケ類が一面茂っているような環境を好む。低水温で、きれいな水質に住むが、幼虫は水に入ることはほとんどなく、湿ったコケの中にトンネルを掘って住み、半水生の生活をする。成虫になるのに約3年かかるといわれ、これはムカシトンボに次ぐ長期間の幼虫期である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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