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ムサンダム特別行政区( 、)は、オマーンを構成する4つの特別行政区(ムハーファザ)の一つ。ホルムズ海峡に面したオマーンの飛び地である。行政区の中心は北部のハサブで、首都マスカットからは480km離れている。 飛び地領土の本体全体を指して「ムサンダム半島」とも呼ぶ。 == 地理 == ムサンダム半島が海に突き出し、対岸のイランとの間にホルムズ海峡を形成している。東はオマーン湾、西はペルシャ湾である。 地形は峻険で、1800mを超える山々がそびえる。ムサンダム半島では「フィヨルド」とも称される複雑な海岸線を生み出しており、その先端は Ras Musandam(ムサンダム岬)として知られる。 自然地理的のみならず政治地理的にも複雑である。この行政区はアラブ首長国連邦によってオマーン本土と隔てられており、飛び地となっている。アラブ首長国連邦構成国の中では、西南にラアス・アル=ハイマ、東南にフジャイラと接するほか、シャールジャとも複雑な接し方をしている。 オマーンの飛び地であるムサンダム行政区は、アラブ首長国連邦(シャールジャの飛び地)の中にマドハー県を飛び地として抱えている。このマダ県の中にはさらにシャールジャの飛び地であるナフワが含まれている。また、ディバー・アル=バイアの町は、ディバー・アル=フジャイラ(フジャイラ領)、ディバー・アル=ヒスン(シャールジャ領)とともに一つのディバという都市を構成している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムサンダム特別行政区」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Musandam Governorate 」があります。 スポンサード リンク
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