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ムスタンスィル : ミニ英和和英辞書
ムスタンスィル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ムスタンスィル : ウィキペディア日本語版
ムスタンスィル
ムスタンスィル(アラビア語: المستنصر بالله ابو جعفر منصور al-Mustanṣir bi-Allāh Abū Ja?far Manṣūr、1192年 - 1242年12月5日)は、アッバース朝第36代のカリフ(在位1226年 - 1242年)である。ザーヒルの子。
== 人物 ==
1226年、父の死後に即位する。彼の治世は平穏であり、隊商の宿泊施設を多く建設して交易を促進したことで物資が領内に行き渡った。この頃になるとモンゴル帝国の進出がイラクにまで広がるようになり、ムスタンスィルは

敬虔なカリフとして知られ、モスクマドラサを多く建設した。1234年バグダードの市内に創建されたムスタンスィリーヤ学院は、単一の法学派のための施設だったそれまでのマドラサと異なり、はじめてスンナ派4大法学派すべての講義が行われた。おりしもモンゴルの中央アジアイラン侵攻という難関の時期であり、祖父ナースィルが目指した全ムスリムに対するカリフの強力なリーダーシップの復興という理念を受継ぐ彼の志向を反映したものだろうと言われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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