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ムチャリンダ(Mucalinda, Mucilinda)は、インド神話に登場するナーガラージャの一人。 仏教のとある話では、ブッダに帰依したとされる。 ある時、ブッダはとある菩提樹の木の下で瞑想をしたが、そこにはムチャリンダが棲んでいた。 ムチャリンダはブッダの偉大さに気づき、静かに見守り続けた。 やがて激しい嵐が起こると、ムチャリンダは自らの体を7回巻きにブッダに巻きつけ、 約7日間に渡り雨風から守り続けた。 その後、人間の姿になり、ブッダに帰依したといわれる。 日本におけるムチャリンダ(竜王)の存在は、専ら禅宗系の寺院や塔中などの法堂の天井絵に、禅の修行をする者の守護者として数多く描かれている。京都妙心寺の法堂天井に描かれている狩野探幽作『雲龍図』(重要文化財)などが有名である。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムチャリンダ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mucalinda 」があります。 スポンサード リンク
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