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ムッちゃんの詩[むっちゃんのうた]
『ムッちゃんの詩』(むっちゃんのうた)は、1982年(昭和57年)に出版された中尾町子による太平洋戦争の実体験に基づく児童文学作品、及び、同書を原作とする映画作品。
== 概要 == 著者の体験をもとに、太平洋戦争の終戦間近に疎開先の大分市で出会った睦子(ムッちゃん)という孤児の少女が、結核に冒され、防空壕に隔離されて、終戦も知らされずに息をひきとるまでを描いた作品。 1977年(昭和52年)に作者が投稿した手記が毎日新聞に掲載されたことがきっかけとなり、ムッちゃんという少女の存在が世に知られるようになった。そして、1982年(昭和57年)には児童文学作品としてまとめられて出版され、1985年(昭和60年)に映画化もされている。映画の制作会社は関西共同映画社。 舞台となった大分市にある平和市民公園のわんぱく広場には、1983年(昭和58年)8月に村上炳人作のムッちゃん平和像が立てられ、毎年8月中旬にムッちゃん平和祭が開催されている。また、京都市北区にある立命館大学国際平和ミュージアムには、ムッちゃん平和像の原像が展示されている〔その他 | 館内紹介 | 立命館大学 国際平和ミュージアム 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムッちゃんの詩」の詳細全文を読む
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