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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ムットーニ(1956年 - )は日本の美術家。自動人形師。神奈川県横浜市鶴見区出身。2007年4月より2011年3月まで大阪成蹊大学芸術学部美術学科客員教授。本名武藤政彦(むとうまさひこ)。 ムットーニ(MUTTONI)というイタリア風の呼称は、学生時代友人に「描く絵の色使いがイタリアっぽい」と言われたことがきっかけ。また本人だけでなく、彼が創り出す作品そのものを「ムットーニ」と称することも。 北原照久(ブリキのおもちゃコレクター)、荒俣宏(作家・博物学者)、高泉淳子(女優)、林家木久扇(落語家)など、各界に熱狂的なファンが存在する。 == 略歴 == 1956年 横浜市に生まれる。幼少期は本人曰く「お話小僧」「粘土小僧」「縦笛小僧」。 横浜市立下野谷小学校卒。 横浜市立潮田中学校卒業に際し、美術教師から油絵具のセットを贈られたのをきっかけに油絵の世界へ。 横浜市立東高等学校時代は描き上げた絵を朝、教室の前の黒板に飾っておくと担任の教師に「武藤、この絵のテーマは何だ?」と促され、絵に込められた物語を語っていた。 1975年 創形美術学校入学。本格的に油絵に取り組む。 1979年 創形美術学校研究科修了。東京都国立市にアトリエを構え創作活動をはじめる。この頃、警備員、バーテンダー、遺跡発掘調査員、版画の刷り師などのアルバイトをする。 一時バンド「萬金蝶」でトランペットを吹くミュージシャンでもあった。 数々のコンテスト、コンクール、グループ展などに出品。数多くの入賞を果たすも、次第に油絵による表現に行き詰まりを感じるようになる。 1986年 ヨーロッパ外遊。帰国後、次第に平面から立体(人形制作)へ表現手法を移行。 当初は「動かない」ことを前提に人形を制作していたが、ある日偶然ターンテーブルに乗せた人形の変化に魅せられ、徐々にオルゴール等「動く」作品を作りだし、現在の「おはなし玉手箱」へと至る。展覧会等ではプロフィールに「ヨーロッパ外遊をきっかけにからくり人形に開眼」と書かれていることも多いが、作家本人は「(外遊は)研修旅行。遊びに行ったようなもの」と語ることも。 個展や展覧会の他、2000年には劇団「遊◎機械/全自動シアター」の舞台「メランコリーベイビー」に作品と共に「自動人形師・ムットーニ」役として出演したほか、2005年の愛知万博「NEDOパビリオン」の映像作品に参加するなど、多彩な活動を行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムットーニ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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