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ムト
ムト(MWT, MuT)はエジプト神話の女神である。ヒエログリフでは、「禿鷹」で表され、このヒエログリフの読みは、また「母」をも意味する。元々、テーベ(カルナック)の地方神であったと考えられるが、アメン神と関連付けられ、アメンの妻とされた。また、コンス神の母ともされ、アメン、コンスとともにテーベ三柱神となる。 == エジプトと天空の女主人 == ムトの父は、アメン=ラーであるが、アメン=ラー神は、アメン神が太陽神ラーと習合されて、太陽神アメンとなったものである。アメンはエジプト新王国時代には、エジプトの主神となったので、「エジプトの主」であるアメンの妃として、ムトは、「エジプトの女主人」の称号を持つこととなった。また、アメンが太陽神となり、「天空の主」となったことより、ムトもまた「天空の女主人」となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムト」の詳細全文を読む
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