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ムニンカケザトウムシ : ミニ英和和英辞書
ムニンカケザトウムシ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ムニンカケザトウムシ : ウィキペディア日本語版
ムニンカケザトウムシ

ムニンカケザトウムシ(無人かけ座頭虫)学名カケザトウムシ科に分類されるザトウムシの一種。
日本の小笠原諸島と中国の雲南省から知られ、ドイツフランクフルトの植物園からも同種の可能性のあるものが発見されている。カケザトウムシ科では日本に生息する唯一の種である。
和名の「ムニン」は小笠原諸島の古名「無人島」から。「カケ」の意味は不明だが、この科は1対の触肢を体の前面でX字状に交差させているのが特徴とされるため〔、それに関連する可能性がある。属名 ''Bandona'' はこの属のタイプ種 の産地であるタイ国の Bandon (バーンドーン=現・ムアンスラートターニー郡)に因み、種小名は Bonin(小笠原諸島の英語名)+ensis(に産する〜)の意。
==分布==

*日本:小笠原諸島
:
*父島(タイプ産地)、兄島
*中国:雲南省
:
* 文龍郷 標高1284m ()
:
* 古城郷 標高1014m ()
*ドイツ:フランクフルト (種名は未確定)
:
*パルメンガルテンの温室内(移入)
最初に発見されたのは小笠原諸島父島で、それが1974年に新種として報告された。このため当初は小笠原の固有種として扱われたが、2010年に中国の雲南省の高地からも同種が発見され〔、2012年にはドイツのフランクフルトの植物園・パルメンガルテン(椰子庭園)の温室でも本種に非常によく似たものが発見された〔〔。さらにタイセーシェルから報告のあるムニンカケザトウムシ属のタイプ種 とムニンカケザトウムシとは同一種かも知れないとの見解もある〔(後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ムニンカケザトウムシ」の詳細全文を読む




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