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ムニンツツジ(無人躑躅、''Rhododendron boninense'')は、ツツジ科ツツジ属の一種。別名、オガサワラツツジ(小笠原躑躅)。日本固有種で、小笠原諸島父島のみに自生する。自生株は1株のみで絶滅が危惧されており、環境省が公表したレッドデータブックの絶滅危惧IA類(CR)で掲載されている。 1984年から東京大学大学院理学系研究科附属植物園が、東京都小笠原支庁(自然公園担当、小笠原亜熱帯農業センター等)や東京都農業試験場と協力して、保護増殖の取り組みを行っている。 2004年11月19日には、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づき、農林水産省と環境省により、保護増殖事業の計画が策定された。 == 自生地等 == 父島の小笠原国立公園内の山間部に生育している。土壌は、小笠原でよく見られる細粒赤色土である。土壌pHは6.2前後と、一般的なツツジ類の生育上限に近い値である。 *注:小笠原の赤い土はラテライトではなく、細粒赤色土に分類される。ラテライトは、陽イオン交換容量が数cmol(+)・kg−1程度以下と非常に低いが、本土壌は陽イオン交換容量が20から40cmol(+)・kg−1程度ある。また、交換性石灰、交換性苦土が比較的多く、場所によってはpHが7に近いものもあるなどラテライトとは大きく性質が異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムニンツツジ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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