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ムブナ : ミニ英和和英辞書
ムブナ[ぶな]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブナ : [ぶな]
 【名詞】 1. beech 2. fagus crenata, (n) beech/fagus crenata

ムブナ : ウィキペディア日本語版
ムブナ[ぶな]

ムブナ (Mbuna) は、スズキ目シクリッド科の魚のうち、アフリカマラウイ湖の沿岸の岩場に住む体長 10 cm 前後の小型種のグループを指す現地語。マラウイ地方の現地語で「岩に住む魚(rockfish)」という意味である。〔Loiselle Paul V. (1988) ''A Fishkeepers Guide to African Cichlids.'' p 97. Salamander Books, London & New York, ISBN 0861014073.〕
== 生態 ==
岩場に付着した藻類や小動物などを主食とする。基本的に口に入るものであれば何でも食べてしまうが、種類によって草食性の傾向が強いものから雑食性のものまで食性に差異がある。多くの種類は口元は平べったく藻類を食べるのに適した形となっており、岩に生えた苔を剥ぎ取るようにして食べる。普段は縄張りを中心に動き回ったり、穴の中でじっとしていることが多いが、体型をみても分かるとおり俊敏に泳ぐことができる。性格は縄張り意識が強く、他のアフリカンシクリッドと比べてもさらに攻撃的である。特に自身と同種の個体、種類が異なっていても似た体型や似た色彩を持つ個体に対してはより攻撃的になる。自然界では一定の水域・範囲内で大規模なグループを形成し、棲み分けをして生活しているものの、群れを形成しているわけではない。このグループは明確な社会構造をもっておりボスを頂点とした強弱関係が形成される。一定の範囲内で生活していることから地域変種が数多く見られるのも特徴の一つである。地域変種の多くは体色、色彩の濃淡、縞の数等の体の模様が異なることが多い。ムブナの地域変種は水の濁り具合や水の流れ、光の当たり具合などの条件により原種が変化したり、交雑したものがその地域で固定化することによって発生する。わずか20年の間で全く別の種が発生したという研究も存在する〔http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15245419?dopt=Abstract〕。
また繁殖行動は独特で、メスが口の中で卵を孵化させ口の中で一定期間稚魚を育てるマウスブルーダーとしても知られる。オスは縄張りに穴を掘り、繁殖期になるとそこへメスを誘い入れて産卵を促す。オスの尻鰭にはエッグスポットと呼ばれる卵とよく似た模様があり、卵と誤認したメスがオスの尻に近づき卵を口に含もうとしたときに射精し口内受精させる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ムブナ」の詳細全文を読む




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