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ムラサキヘイシソウ ''Sarracenia purpurea'' L. は、サラセニアの1種で、この属ではもっとも広範囲に分布する。太短い壺状の捕虫葉をつける。 == 特徴 == 多年生の草本で、袋状の葉をつけ、虫がその中に落ちる落とし穴式の食虫植物〔以下の記載は園芸植物園芸植物大事典(1994),p.1081〕。葉は円筒形で、まっすぐには立ち上がらず、斜め上に伸び、長さは30cmほどで径は5-10cmになる。葉色は緑に紫色が乗り、また網目状に紫の筋模様が入る。日当たりが悪いと紫が出にくい〔近藤・近藤(2006)p.102〕。筒状部は太い袋状で、腹側(内側)に幅広い翼がある。筒状部の先端にある蓋は、大きいが直立しており、口を覆うようにはならない。蓋の形は腎臓型、長さは2-5cm〔近藤・近藤(2006)p.102〕。 花茎は高さ15-70cm、花弁は長さ3-6cm、幅は1.5-2.5cm、萼は長さ2-4cm、幅1.5-3.5cm〔近藤・近藤(2006)p.102〕。花弁は中央が左右からくぼんだバイオリン型をしており、色は桃色から淡紅色、暗赤色などだが、まれに黄色のものがある。 File:Sarracenia purpurea, by Mary Vaux Walcott.jpg|図版 File:Flickr - ggallice - Pitcher plant, Sarracenia purpurea, Cranberry Glades, Round Glade.jpg|袋の口と蓋 File:Purple Pitcher Plant, Tablelands.jpg|自生状態の開花株 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムラサキヘイシソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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