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ムルズク : ミニ英和和英辞書
ムルズク
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ムルズク : ウィキペディア日本語版
ムルズク

ムルズク(Murzuk)は、リビアの都市。ムルズク県の県都である。リビア南西部〔Robinson, Harry (1960) "Murzuq" ''The Mediterranean Lands'' University Tutorial Press, London, p. 414 OCLC 10499572 〕、フェザーン地方に位置するオアシス都市である。
ムルズクは大砂丘地帯であるムルズク砂漠の北端に位置する。ムルズクはオアシスを中心に広がり、古くからサハラの南北を行き来するキャラバンが立ち寄る交易都市として栄えた。1310年に建設された砦は、現在では廃墟となっているものの600年にわたってこの地方の政治の中心であった。1578年にはオスマン帝国がムルズクを占領し、この地をフェザーンの首都とした。オスマン帝国はここに駐屯地を置いたものの、実質的にはフェザーンのスルタンがオスマン宗主権下のもとで実権を握っていた〔Hornemann, Friedrich (1802) ''The journal of Frederick Horneman's travels from Cairo to Mourzouk: the capital of the kingdom of Fezzan in Africa in the years 1797-8'' Darf, London, OCLC 81364609 ; republished under various titles including ''Missions to the Niger''〕。オスマン帝国は1912年にこの地をイタリア王国に割譲し、1914年にはイタリアの統治下に入った。その頃にはサハラ交易は衰退し、1970年には人口は7000人となっていた〔。
19世紀初期、ムルズクはイギリスの探検隊がチャド湖や伝説の都トンブクトゥを発見するための前進基地となった。
==脚注==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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