|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 組 : [くみ] 【名詞】 1. class 2. group 3. team 4. set ・ 組曲 : [くみきょく] 【名詞】 1. musical suite 2. musical selection ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
ムーアサイド組曲〔題名の"moorside"は"Moor"(ムーア人)との関係はなく、北イングランドからスコットランドにかけて存在する湿原("moorland")の地域を漠然と指すものと解されている。イギリスには同じ地名が複数存在する(:en:Moorside)。〕(''A Moorside Suite'')H.173は、グスターヴ・ホルストの作曲した英国式ブラスバンドのための作品。題名は『ムーア風組曲』と表記される場合もある。 == 概要 == 1927年、全英ブラスバンド選手権大会の決勝における課題曲(Test Piece)としてBBCと大会委員会から委嘱されて作曲された。翌1928年9月29日に水晶宮で行われた選手権大会で初演された作品は好評を博し、エドワード・エルガーの『セヴァーン組曲』、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの序曲『ヘンリー五世』("''Henry the Fifth''")などと並び、初期の英国式ブラスバンド作品を代表するものの一つとして知られる。 選手権の審査にも参加したホルストは一曲の演奏を15回聴くこととなったが、高い水準の演奏を喜び、主催のジョン・ヘンリー・アイルズ(John Henry Iles)に称賛の手紙を送ってもいる。この大会で優勝したのがブラック・ダイク・バンドだった。 異編成への編曲が多い作品でもあり、ホルスト自身による弦楽合奏編曲(1932年)と吹奏楽編曲(未完)のほか、ゴードン・ジェイコブによる管弦楽編曲(1952年)と吹奏楽編曲(第3楽章のみ『ムーアサイド行進曲』(''Moorside March'')として1960年に出版)、デニス・ライト(Denis Wright)による吹奏楽編曲(1937年、1983年発見)などが存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムーアサイド組曲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|